気ままに本要約ブログ

本を読んでアウトプットすることではじめてインプットできる!自分自身の為と、ブログを読まれた方へ少しでも参考になれば良いかなと思い、気ままに書評を書いていきます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

メディアが報じない戦争のリアル

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、中国による台湾への侵攻もあり得るのではないかとメディアは報じている。その際、日本も巻き込まれるのではないか、アメリカは助けてくれるのか、など、大半の人は不安になっていると思う。では、ファクトやデータをもと…

世界2.0 メタバースの歩き方と創り方

バズワードになっている「メタバース」だが、それはどのような世界観で、一体どこまで進んでいるのだろうか。わかりやすい例えで言われるのが、映画「マトリックス」や「竜とそばかすの姫」の世界観だ。バーチャルの世界にログインすることで、現実世界とは…

精神科医が見つけた3つの幸福

自分は「幸せになりたい」家族には「幸せになってほしい」、例外なく誰もがこんな風に思うだろう。では、幸せとなんだろう。何を持って幸せと呼ぶのだろうか。 日本人の幸福度ランキングはいつも下位の方で、主要先進国の中では最下位である。これはなぜなん…

悪魔の傾聴

この「悪魔の傾聴」というタイトルは秀逸だ。近年注目を集めている「傾聴」に、「悪魔」とつけると、めちゃくちゃ興味をそそられる。 著者はノンフィクションライターで、貧困女子やAV女優、風俗嬢など、累計3000人を取材してきた実績がある。その経験をもと…

人は話し方が9割

2021年のベストセラー本である「人は話し方が9割」を初めて読んでみた。結論から言うと、至極当たり前のことが書かれている。話し方以前に人間関係の基本というか、そういう内容だった。長年売れ続けている「嫌われる勇気」もそうだが、人間関係についての書…

マインド・コントロール

ふたたび世間を騒がせている「統一協会」だが、この宗教の何が問題なのだろうか。なぜ「カルト」と呼ばれているのだろうか。 広義の意味でのマインドコントロール よく言われる「マインドコントロール」だが、同義で「洗脳」とも言われる。まず、マインドコ…

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日

東京ディズニーランドはどのような経緯で日本に入ってきたのだろうか。テーマパークの絶対王者は、誰が関わって日本に持ち込まれたのだろう。 浦安沖の埋立地 ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは、三井不動産、京成電鉄などが浦安沖の埋め立て…

サラ金の歴史 消費者金融と日本社会

サラ金、いわゆる「サラリーマン金融」だが、一体いつから始まったのだろうか。その変遷を辿ってみる。 サラ金業界の変遷 もともと、個人間でのお金の貸し借りは戦前からあったものだが、事業としてやり始めたのは、1960年代からだ。消費者金融で有名な、ア…

amazonのすごい会議

アマゾン流会議の極意。ベゾスが効率化を追求して研ぎ澄まされた会議。「意思決定会議」「アイデア出し会議」「進捗会議」と、それぞれの目的にあった手法をとる。 会議は沈黙から始まる 「意思決定会議」の場合には、冒頭、用意してきた資料をまずみんなで…

医療貧国ニッポン「より手厚く、より安く」が日本を滅ぼす

日本の医療を語る上でまず押さえておかなくてはいけないのは、このままでは「立ち行かなくなる」ということだ。 医療費の自己負担は3割(高齢者は1〜3割)で、あとは税金や勤め人の保険料から賄っている。安く受診できるとなれば、気軽に通えてしまう。とり…

映画を早送りで観る人たち

最近、ちょくちょく聞くが、映画やドラマを2倍速などの早回しで観るといった人がいる。ニュースなどの情報番組なら分かるが、娯楽で観るコンテンツを早回しするなんて、到底理解できない。 がしかし、一定数は早回しで観ている人がいるというのも事実。その…

人を操る禁断の文章術

メンタリストDaiGoの文章術伝授本。 文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。 つまり、文章のたった一つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」である。 書かない3原則 原則1「あれこれ書かない」 人は、受け取った情…

日本のタブー3.0

大手メディアが報じない日本のタブーをまとめた本。各ジャンルがあるので、気になった章だけ抜粋する。 新型コロナウイルスワクチン 新型コロナウイルスのワクチンは、世界的にみて、ファイザーとモデルナのmRNAワクチンが制した格好だ。インフルエンザでは5…

野球データ革命

近年の野球は、データ野球と言ってもよい。メジャーリーグで定番化された極端な内野シフトが象徴的である。すべての打者ごとに過去の打球方向がデータ化され、よく飛ぶ方向に守備を配置する。確かに合理的だ。 大谷翔平に対しても極端な右寄りシフトが敷かれ…

世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか

世界のトップに君臨し続けるGoogleは、どのようして働いているのだろうか。Googleでの働き方、仕事術を紹介している。 まず、一般的な会社と大きく違うのが、ものすごくクリエイティブな仕事であることだ。ゼロイチ、つまり新しいことを生み出す仕事である。…

知らないではすまされない 自衛隊の本当の実力

ウクライナ情勢を見ていて、もし日本が攻められた場合は、果たして大丈夫なのだろうか?アメリカは守ってくれるのだろうか?と考えさせられる。 日本は、日米安全保障条約でアメリカに守られていると思っている人は、考えが甘いのかもしれない。 オバマから…

世界から格差がなくならない本当の理由

どの国でも豊かになれば格差が広がっていく。そしてその差は広がっていくばかり。なぜなんだろう。 2017年の国際機関データがある。世界の人口73億5千万人中、上位8人の持っている資産は、人口の半分にあたる下位36億7500万人の資産とほぼ同じだという事実。…

ホームレス消滅

日本にホームレスはどれくらい居るのだろうか。ある調査によると、2019年時点で4555人とのこと。これは多いのか少ないのか分からないが、この数に含まれていないホームレスも潜在的にいることは確かだ。 日本には生活保護という制度があり、最低限の生活は保…

失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

あらゆる業界で失敗はつきものだ。特に人間がやることには100%の完璧は無い。超一流のスポーツにおいても、失敗の積み重ねの上に華々しい成績がある。 本書の中で特に印象的だった「医療業界」と「航空業界」の失敗について取り上げる。 ある医療ミス 37歳の…

なまけもの時間術 管理社会を生き抜く無敵のセオリー23

またまたひろゆきらしいタイトル。というか編集者がつけているのだが。自ら書いているのは「あとがき」だけ。まさに、タイトル通り。 基本的には、ラクして生きていこう的なエッセンスだ。もはや、ひろゆきの代名詞となっているタイトルだ。 この中で、会社…

コンサル一年目が学ぶこと

コンサルティング会社は、一般的な会社と違ってとてもシビアな世界だ。顧客の成果を上げる仕事だから、まずは顧客の業界について、客観的データ、知見、あらゆる情報が必要となる。 そして、結果にコミットしなくてはいけない。なんとなく良くなったね、とか…

自分の意見で生きていこう

社会派インフルエンサーとして、ブログやVoicyなどで活躍している、ちきりんさんのシリーズ4作目にして完結本である。 主張されていることを二つに絞って解説する。 「正解のある問題」と「正解のない問題」 世の中にはあらゆる問題があるが、その問題には、…

総務部DX課 岬ましろ

近年バズワードのようになっている「DX」だが、そもそもどういう意味なのか。 「DX」=「デジタルトランスフォーメーション」 直訳すると、デジタル変容(変革) つまり、「デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること」そして…

自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

アウトプット読書術とは、まさにこの書評ブログを書き綴っている意味と同じだ。 まず、「読書する」という行為は、食事を摂ることと同じで、いろんな栄養素(知識)を吸収するということだ。そして「本」は、知識をインプットするのに、いかにコスパが良いの…

僕らはSNSでモノを買う

SNS全盛の時代、大手企業じゃなくても中小企業でも個人でも、広告を投下しなくても情報発信ができ、購買を促すことができるようになった。 一方で、簡単にアカウントが作れて簡単に投稿ができるが故に、まったく見られないコンテンツとなるのもまた事実。世…

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

現代社会において、生きていくための必要なものはすべて揃っている。そしてどれもこれもクオリティが良い。 たとえば飲食店。いま営業できているお店はどこに入っても美味しい。コロナで潰れたお店もあるが、生き残ったお店はさらにクオリティが高いと言える…

ビジネスモデル思考法 ストーリーで読む「儲ける仕組み」のつくり方

落ち目のスポーツシューズメーカーが、新たなビジネスモデルを作り出し逆転経営をしていく物語。 従来の売り方は、世の中のトレンドに合わせて商品を投入し、ブームが去ればセールをして売り切る。そしてまた次のトレンドを探し求める。 世界的なメガブラン…

100円のコーラを1000円で売る方法 3

シリーズ完結編のテーマは、「現状維持を破壊して、新たな顧客と市場を創り出す」ことである。 既存の市場に対して、まったく新しいアプローチでイノベーションを起こす。既存顧客だけに目を向けるのではなく、「潜在顧客」を掘り起こすことだ。 たとえばiPh…