気ままに本要約ブログ

本を読んでアウトプットすることではじめてインプットできる!自分自身の為と、ブログを読まれた方へ少しでも参考になれば良いかなと思い、気ままに書評を書いていきます。

カラダにいい飲み方

肝臓の専門医が書いた本で、お酒の飲み方の指南書だ。

 

肝臓に優しくお酒を楽しむための10カ条

 

(1)居酒屋に行く前に何かを食べる

空きっ腹にビールを流し込むと炭酸が胃の動きを促して一気に小腸へ送られる。そうすると血中アルコール濃度が一気に上がる。つまり肝臓へ急激な負担をかけてしまう。事前にコンビニでヨーグルト飲料や牛乳を飲んでおくと良い。または高カカオチョコレート。

 

(2)ストロング缶と居酒屋のチューハイは厳禁

スト缶には果汁フレーバーが添加されている。果汁に含まれる果糖や甘みの原料であるコーンシロップは肝臓を直撃する超悪玉糖質である。居酒屋のチューハイも同様。「糖類ゼロ」は「糖質ゼロ」ではない。

 

(3)ビールはジョッキよりも瓶

大量のビールが空っぽの胃腸に流れ込むとアルコールが素早く吸収され、肝臓の負担が一気に増えてしまう。少量ずつ入れるなら瓶ビールで小さなコップが良い。あと裏技として、ノンアルビールでビールを割ると、違和感なく飲めるしアルコール量も減らせる。

 

(4)「とりあえず」はポテサラよりトリカラ

ポテサラのジャガイモに含まれるでんぷんは糖質たっぷり。アルコールとポテトでは肝臓にダブルパンチを浴びせるようなもの。「とりあえず」にお勧めは、たんぱく質と食物繊維。枝豆、冷奴、卵焼き、野菜、きんぴらごぼう、焼き魚、そしてトリカラ。

 

(5)ビールでつまみを流し込んじゃダメ

「よく噛む」ことでだ液をたくさん出す。血糖値の急上昇、肝臓への負担を抑える。「食べる」と「飲む」をしっかりと分けること。

 

(6)つまみは糖質ちょいオフ。ビタミンBをたっぷり取る

お酒のつまみに、ご飯、麺類、パン、イモ類などの糖質は避ける。逆に、豚肉やさば、カレイ、丸干しイワシ、チーズ、玄米などのビタミンB類を摂ると良い。

 

(7)お酒と同量の水を飲む

お酒には利尿作用があるため水分が失われる。お酒と同量の水を飲むことが大事。

寝起きの口が渇いた状態で水を飲むと汚い細菌がすべて胃に入ってしまうので、一度口をすすいでから飲むこと。

 

(8)シメはラーメンではなく、味噌汁かお茶

飲んだ後は失われた水分と塩分を取り戻す為に汁物が欲しくなる。ただ、ラーメンは糖質、塩分、早食いと禁断の食べ物である。シメのラーメンは肝臓にかなりの負担をかけてしまう。

 

(9)帰宅後の風呂とダメ押しの寝酒は我慢

飲んだ後は湯船に入らずシャワーだけにする。深夜0時まで飲み続けると肝臓は朝まで働き続けることになる。

 

(10)純アルコール量は週単位で管理。休肝日は不要

休肝日をとるよりも1週間単位でアルコール量を管理する方が合理的。1日20〜40グラムであれば休肝日は不要。