文章の鬼100則
この本は文章を書く上でのテクニックが満載に詰まっている。さすがは有名なコピーライター。プロの書き手はこんなことを自然に盛り込んでいるんだなあと感心させられる。
ブログにしろプレゼン資料にしろ、読み手のことを考えて作らないと相手に刺さらない。
自分よがりな意見(自分がこう思うという)を主張するよりも、相手のベネフィット(得られる利益)に主眼を置いて書かなければ、その文章は相手にスルーされる。
よほどの有名人でなければ、書き手のことなんか興味はない。日記ブログなんかは、家族と社員くらいしか見ない。他人はまったく興味がないからだ。
単なる趣味で書く分にはまったく問題ないし、お好きにどうぞという感じだが、ビジネス文章であるならば、真剣に書き方を考えた方がよい。
この本のテーマは、「稼ぐ文章」だから、読み手に対して行動を促す文章でなくてはいけない。
読み手の感情を揺さぶり、ベネフィットをしっかり伝え、そして相手に行動してもらう。
ランディングページを作成する際には特に役立つ内容じゃないかなと思う。
これからはこの本のエッセンスを盛り込んで文章を作ってみようと思う。