5Gビジネス
5Gになったらどんな世界が待っているのだろうか。
1980年に1Gから始まって携帯電話で通話が可能になり、2Gでメールやパケット通信が可能になり、3Gでブラウザや動画が可能になり、4Gで更に高速となり画像データも大容量となった。
今現在、スマートフォン操作に関して4Gで特に不満は無いが、5Gは更に超高速、超大容量、大量同時接続が可能となる。
でも、一般ユーザーは今の4Gでそんなに不満は無いので、高いお金を払ってまで5Gに切り替える人がどれくらい居るのか。
どちらかというと、いろんな事業者がIOT関連で参入して初めて劇的な変化が訪れるのだと思う。
その代表格は「自動運転車」である。
車のあらゆる箇所に設置されたセンサーで即座に位置関係を察知し自動で運転させる。
更に、街中にも張り巡らせたセンサー(画像認識カメラ)によって渋滞情報を認識して、信号切り替えの最適化を図り渋滞を緩和させるなど。これはすでに中国で始まっている。
街中にカメラがたくさん設置してあるなんて、常に監視されているようで気持ち悪いけど、5Gの世界では多かれ少なかれ必ずそうなるだろう。
あとは、VR(バーチャルリアリティ)が汎用化されることが予想され、遠隔地でもリアル感あるライブを楽しめる。
野球場に設置された無数のカメラが3Dの立体感を作り出し、球場に居なくても臨場感ある野球を楽しめるなど。
医療領域においても活躍が期待できる。遠隔地からオペが可能になる、またはベテラン医者から若手医者に指示を送ることができる。いまでも最先端の病院は実現しているが、今後広く普及していくのに5Gが一役買うのは間違いない。
大容量、高速通信の5Gの世界では、VRの可能性はいろんな分野に広がっていくだろう。
そういう世界が待ち受けているとなると、将来がワクワクしてくる。