人は話し方が9割
最近のベストセラー本。とても読みやすく、2時間くらいで読み終わった。
主に新社会人向けに伝えるようなメッセージが書かれていた。
自分なりに備忘録としたのは以下のセンテンスだ。
・人は「笑わせてくれる人」より「一緒に笑ってくれる人」が好き
人を笑わせようとばかり考えがちだが、そうじゃなくて、人と距離を縮めようとするならば、同じことで一緒に笑ってくれる方が断然良い。
特に女性は、男性以上に共感してもらうことに喜びを感じるから、特にそうである。
・失敗談は人の共感を生み出す
自分の過去のしくじりリストを作って、失敗談をタイミングよく話す。そうすると、やはり相手との距離が縮まる。
・相手を傷つけないように正論を伝えること
例えば、「俺も昔そうだったんだけど」「ある先輩が言ってくれたんだけど」と架空の先輩を作って話すと効果的。
真正面から正論を言わない配慮が必要。
・悩んでいる人には「一緒に考えようね」
まず感情に寄り添うことが大事。
すぐに提案するのではなくまずは共感してあげることが大事。
・最初は敬語から始める
知り合って間もないのに、また、どんなに年下でも、急にあだ名で読んだり、呼び捨てにしたり、タメ口を聞いたりする人は人としてNG。最初は「さん」づけで呼び敬語で話す。その流れの中であだ名やタメ口への変化は自然発生的に起こるもの。