気ままに本要約ブログ

本を読んでアウトプットすることではじめてインプットできる!自分自身の為と、ブログを読まれた方へ少しでも参考になれば良いかなと思い、気ままに書評を書いていきます。

一流になりたければ2駅前で降りなさい

再び日本マイクロソフト元社長の成毛さんの本だ。この人は個人にフォーカスした本が多いなという印象。

 

さてこの本では、人生の中でいろんな「寄り道」をして、いろんな発見をすることが大事だよとオススメしている。

 

成毛さんの事例でいうと、自宅最寄り駅の2駅行った吉祥寺駅で降りて、ふらふら寄り道をして歩いて帰宅したり、そんな事をしているそうだ。

吉祥寺駅周辺で色んなサブカルチャー的なお店や施設に寄ってみる。ふらふらと目に入ったもの楽しむ。

寄り道とは「無駄を受け入れること」

寄り道するから雑学が身につき、雑学があるから視野が広がる。という持論である。

 

僕の事例でいうと、ちょっと違うのだが、自分の意思でふらふらする事になったわけじゃなく、やむを得ずその環境となってしまったという事はある。

 

酔っ払って電車を乗り過ごし、気づいた頃には遠いところまで行ってて、すでに折り返しの最終電車は無い。

こんな最悪の事態に陥ると、最初は思いっきり落胆してしまうが、逆に開き直ってこの街で遊んでやろうと思う自分になる。(まあ酔っ払っているから)

 

思いがけない場所に急に取り残されて、始発までの数時間は帰れない。こんな状況だからこそ開き直って、普段行かない場所へもふらふら立ち寄れる。

一番最近で覚えているのは、六本木の「すっぴんバー」だ。

まず、自ら行こうなど思わないし、友人と居ても選択するかどうか分からない場所。

入ると常連の男性達が2組。1組はテレビゲームをしていて、1組はカウンターで女の子と話をしていた。友人の家に遊びにきたかのようなゆるい空気が流れていた。

ついてくれた女の子は20歳だったかな。すっぴんだがきれいな顔立ちで肌はピチピチしていた。

その日の酔っ払って乗り過ごしてからの顛末をベラベラ喋った記憶がある。その子は笑顔で良いリアクションをしてくれる。

どうやら有料のオプションでLINEを交換できるらしく、ノリで交換してみた。

 

その後、その店に行くこともなく、その子にも連絡を取る事はなかった。機会が無いから、わざわざ行こうとまではならなかった。

 

でも、僕の中でこの経験はマイナスでは無い。むしろ貴重な社会経験が出来て良かったと思っている。世の中にはいろんなバーがあるが、すっぴんバーという世界の空気感はなんだか違った。

もちろん、SMバーとかの方が刺激的な経験になるのだろうが、まだその領域には行けていない。

 

つらつらと、何だか違う話になってしまったが、今回は寄り道というテーマだから良いでしょう。