気ままに本要約ブログ

本を読んでアウトプットすることではじめてインプットできる!自分自身の為と、ブログを読まれた方へ少しでも参考になれば良いかなと思い、気ままに書評を書いていきます。

夢中力

本当は今年の2月に対談が決まっていた野村監督とホリエモンだが、残念ながら野村監督が1週間前に亡くなられて実現しなかった。それを実現させた本。

 

ホリエモンプロ野球界で唯一尊敬している人が野村監督だ。「思考力」が他の人と違う。

 

昔の「精神・根性」野球に、初めて論理的思考を取り入れた人。というより、野村監督自体、テスト生でギリギリ入団できたレベルだったので、頭を使わないと太刀打ちできなかった。

 

1年でクビと言われて、「クビにするなら南海電車へ飛び込みます」と脅して残ったという事実。。

その後、4年目にホームラン王になり、3冠王や数々の歴代記録を作っていくというサクセスストーリー。実はとんでもない人だ。

 

ピッチャーのクセで球種を読み解くこと、盗塁を阻止する為のピッチャーのクイックモーションなど、野球界へ新しい常識をもたらした。

 

ホリエモンも、プロ野球は優良コンテンツだし、とても可能性を感じている。

 

かつての、ダイエーホークスが福岡に移転して成功させたり、広島カープDeNA横浜、そして楽天のようにファンを増やして成功させている。

 

今の12球団を16球団に増やして、地方創生ビジネスにもなるし、単純に野球人口が増えていくと考えている。メジャーリーグがどんどんチーム数を拡張して盛り上がりを見せたように、日本のプロ野球界もまだまだポテンシャルを持っていると。

 

2004年に近鉄バッファローズを買収しようとした時からその構想はあったらしく、どんどん球団数を増やしていけば日本だけじゃなく東アジア全体でリーグ戦が出来るのではないかと。

そうすればかなり大きなマーケットになり放映権なども高額になり野球界の価値は増す。

 

そんなプロ野球の未来を語り合う対談は見てみたかったものだ。

 

 

夢中力 (光文社新書)

夢中力 (光文社新書)